フォーマルとカジュアルの器用なバッグ。

こんにちは。

まだまだ寒さが続きますね〜、2月が1番寒いですよね…。

さて、今回は新しく登場した『MARIE(マリー)』の魅力についてお話したいと思います。マリーは本革スクエア型のミニボストンバッグなのですが、このスクエア型ミニスボストンのシリーズとしては既に販売終了している『STEPHANIE』、そして、その後継モデルとして登場した『LUCIE』。そして、今回、新しく登場した『MARIE』は一見姉妹のように思われるのですが違います。

それは採用した本革が『SOUPLESSE(スプレス)』と言うエスポワールと同じドイツの老舗タンナーが手がける最高級シュリンクレザーになります。とてもキメ細かく、エスポワール同様にとても手触りが柔らかくて心地よく手に馴染む、高級感あふれる上品な本革なのです。そして、その本革に絶妙に計算されたニュアンスカーブを取り入れてデザインされたのが、変形プリュム型の本革スクエア・ミニボストン『MARIE』として誕生した訳なのです。

ですので、NAGATANI流で行きますと、この同じスプレスを採用している『ELISABETH』と『MATHILDE』と姉妹関係になり、こう言った成り立ちの流れを知っていただけると、ラインナップからなくなったモノや新しくラインナップに登場したモノの経緯がわかることで、別の楽しさもあるのかなと思い、今回お話させていただきました。

さっそくバッグのファスナーを開けて覗いてみますと、中にはファスナーポケットが1つとオープンポケットが1つあります。そして、LUCIEと何が違うのか?と言う本体の本革の違いのほかに内装の素材が、LUCIEはレーヨン100%の生地に対して、MARIEは贅沢にもピッグスエードを採用(一部レーヨン使用)。高級な素材感にココロは踊り、手ざわりの優しい心地よさが、毎日持ちたくなるほど愛着がでます。

オープンポケットにはすぐ取り出せるハンカチや小物などを入れておくと便利ですね。こうして見てても、ピッグスエードの質感って何か良いですよね。スエードなので、わたし個人の感覚ではアルカンターラにも何となく似ているなとも思います。この落ち着きのあるしっとり感が、大人の雰囲気をよりいっそう引き立ててくれますね。

※アルカンターラとは日本の「東レ」とイタリアの「ENI」の合併により設立されたアルカンターラ社によって製造されている人口皮革スエードのブランド名。日本で製造されているものはウルトラスエードと呼ばれています。

MARIEとLUCIEのサイズを比較してみますと…。

  • LUCIE 幅30cm×高さ18cm×マチ11cm、重さ680g
  • MARIE 幅24(底22)cm×高さ15.5cm×マチ11.5(底9.5)cm、重さ530g

 

MARIEはLUCIEに比べて小ぶりで軽いサイズになりますが、さっそくどんなものが、どれくらい入るのか収納して行こうと思います。上の写真で用意したモノは長財布のSAHO、三つ折り財布のBONHEUR、眼鏡ケースのKARIN、カードケースのTSUBAKI、あと、わたしが日頃使っているiPhone 12  proになります。最初、全部ブラックで統一したのですが、収納して写真を撮った時に黒すぎて状態がよくわからなかったので、SAHOのみベージュにしました。笑

 

すべて収納した状態が上の写真になります。手前にSAHO、その次の列左にBONHEUR(三つ折り財布)、右にTSUBAKI(カードケース)、その向こうの列にKARIN(眼鏡ケース)、そして、オープンポケットにiPhone 12 proを入れてあります。ちょっと見づらいかと思いますが…。これでちょうど、9割くらいですね。ほぼいっぱいです。あと、ファスナーポケットに何かかさ張らないモノを入れられるくらいです。ちなみに約500㎖程度のペットボトルは横置きで収納できますが、ペットボトルを入れるとかなりかさ張りますので、他のモノをあまり入れられなくなります。笑

 

外側の背面にはTSUBAKI(カードケース)は縦にすれば入りますので、さっと取り出せるカード類を入れておくのも良いかもしれないですね。でも、オープンポケットなので、ちょっと防犯的に不安もありますのでキーホルダーやチャームなどで落とさないようにしておく必要はあるのかなと思います。その方が安心ですしね。

と言うわけで、今回は新登場の『MARIE』についてお話しました。これからの卒園式、卒業式、入園式、入学式などのかしこまった場面でのフォーマルコーデや、普段使いのカジュアルコーデにもさらっとお持ちいただけると思います。

また何か希望があればぜひ記事にしてみたいと思いますのでリクエストください。

ではまた次回。

本革スクエア型・ミニボストンバッグ『MARIE』